土崎空襲を伝える「証言会&上映会」を開催しました

2020年8月23日(日)、土崎みなと歴史伝承館において、ウィルス感染防止対策をとりながら、「土崎空襲を伝える『証言会&上映会』」を開催したところ、約50名の方々が参加されました。
 CNA秋田ケーブルテレビ制作のドキュメンタリー番組「語り継ぐ土崎空襲」の上映に続いて、「土崎空襲体験者の証言トーク会」を行いました。空襲当時、それぞれ5歳、7歳、15歳だった3人の体験者が、自身のリアルな体験を語り合いました。引き続き、『証言・土崎空襲』所収の座談会「背中に爆弾の傷を背負って」の抜粋を、5人で分担して朗読しました。いずれも直接の体験者でなければ語り得ない空襲時の混乱、恐怖、困難、そして悲劇の数々を知る大変貴重な機会となりました。空襲及び戦争体験者の高齢化や減少が進む中で体験継承を図る手だての一つとして、このようなトーク会や証言集の朗読などの取り組みが有効であると確認できました。
 最後に、CNA制作のドキュメンタリー番組「アップルは届かず~日本最後の空襲はなぜ決行されたか?~」を上映し、会を閉じました。
参加者の皆様に、改めて感謝を申し上げます。ありがとうございました。
土崎港被爆市民会議は、これからもより多くの皆様と土崎空襲を学び、語り合っていきます。

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