夏の「土崎空襲展」始まる(9/1まで)

 8月4日より土崎みなと歴史伝承館の2階企画展示室で「戦争と土崎空襲展」が始まりました。土崎空襲や、アジア太平洋戦争に関連するパネル、数々の戦争遺品、平和と戦争に関する書籍などに加え、今回は新たに佐々木久春氏(土崎港被爆市民会議顧問)の「詩集」(土曜日医術者出版販売)から『あの日 ー 土崎 日本最後の空襲』の一節をパネルにして展示しています。9つの体験証言が空襲当夜の人々の混乱と恐怖、悲劇を物語っています。
 同時に、横手市在住の元小学校校長、東海林良市氏の「回顧水彩画展」を特別展示しています。東海林氏は、1945年8月10日の横手空襲、そして同14日の土崎空襲を主な題材として、戦争の時代を伝える水彩画を描いてこられました(5回目の画像「私のプロフィール」参照)。この度、ご厚意により36枚の作品を展示します。ただし、スペースの関係上一度に展示できず、2期に分けて展示します。1期は18日(日)まで、2期は19日(月)からとなります。さらに、11日(日)13:30から、東海林氏が自身の作品の制作過程や絵に込めた思いを語るギャラリートークも開催します。

 空襲展に足を運び、空襲や戦争の時代に思いをはせ、再び戦争をしないために、平和な日本・世界を作るために何が必要か、考えてみる機会とされてはいかがでしょうか?

土崎空襲を語り継ぐ 『土崎港(みなと)被爆市民会議』

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