『「アップル」は届かず ~日本最後の空襲はなぜ決行されたか?~ 特別編』本日放送!
ぜひご視聴下さい!
タイトル:「アップル」は届かず ~日本最後の空襲はなぜ決行されたか?~ 特別編
放送日時:2020年3月31日(火) 20:00~21:00
チャンネル:CNA総合(地上10ch/デジタル101ch)
【内容】
「数時間前に日本が降伏していれば秋田に空襲はなかった」秋田の人は今も言います。しかし、それは本当でしょうか。そんな疑問から日本最後の空襲・土崎空襲の真相を求めて、アメリカ取材を敢行し、昨年8月に放送した番組に、新たなアメリカ取材で得られた新証言を加えて土崎空襲の真実の姿に迫ります。
取材はアメリカ公文書館からスタート。長年、機密指定されてきた土崎空襲にまつわる公文書でしたが、指定が解除されたことを受け、自由に閲覧することが可能になったのです。膨大な資料を検証するなか見えてきたのは、陸軍の下部組織に過ぎなかった航空軍(現アメリカ空軍)の独立への悲願、そして、戦後の世界覇権を巡って対立する米ソ両大国の”暗闘“とも呼べる駆け引きの渦中に、土崎空襲があったのではないかという図式でした。
更なるアメリカ取材では、土崎空襲に出撃した第315爆撃団の兵士遺族へのインタビューに成功。緊迫した土崎空襲当日の航空軍兵士たちの動きや心情、空襲時の混乱ぶりなどをリアルに浮かび上がらせるとともに、暗号「アップル」についての新証言を入手しました。
また、日露関係の研究で世界の第一人者ともいえる、元カリフォルニア大学教授による分析を得ることができ、当時の世界情勢では土崎空襲は不可避だったのではないかという結論が見えてきました。
土崎空襲は単なる1地方都市への空襲というものではなく、世界史のターニングポイントにあったという視点と、貴重な記録映像の数々にもご注目ください。
【土崎空襲とは】
1945年8月14日の夜から15日の未明にかけて、米軍・B-29爆撃機の編隊によって行われた秋田市土崎への大規模な空襲です。当時日本最大の石油基地であった日本石油秋田製油所を壊滅させるためのもので、12,047発もの爆弾が投下され、兵士と一般市民合わせて250人以上が犠牲となりました。それからわずか10時間後に太平洋戦争は終わったのです…
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