土崎小6年生が土崎空襲を学びました2021.07.13 13:29 去る7月2日(金)、秋田市立土崎小学校の6年生39名が土崎みなと歴史伝承館を訪れ、土崎空襲について学びました。 最初に、秋田ケーブルテレビ制作「語り継ぐ土崎空襲~終戦前夜の悲劇~」の映像(約30分間)を観たのち、体験者の伊藤津紀子さんのお話しを聞きました。 土崎空襲がなぜ、いつ、どのように行われたか?空襲下で人々はどんな状況におかれ、どんな悲劇があったのか?リアルな伊藤さんのお話に真剣に耳を傾けていました。さらに、重くギザギザした爆弾の破片を実際に手にし、破片が脇腹を貫通して死亡した当時6年生の岩間君が着用していた穴の開いた学童服、当時の女性が着用していた衣服、肩下げの布製の鞄、防空頭巾なども目にして、空襲の恐ろしさや当時の厳しい暮らしぶりなども実感できたようです。 もう二度と戦争があってはならないとの思いを共有できた時間でした。以下、アンケートより「土崎空襲があったことを、私はつい最近知りました。この土崎に空襲があったと聞いた時は、半信半疑でとてもじゃないけど信じることはできませんでした。ですが7月2日伝承館に行き、それはまぎれもなく実際に起きたことなのだと確信しました。最後の空襲だということを知った時は、悲しくてたまりませんでした。あと10時間早ければ、土崎の人はみんな笑顔で家族とともに楽しい日々を過ごせたのです。土崎小学校でも12人の生徒が亡くなりました。もうだれも悲しい思いをさせないように、私たちはこの土崎空襲を伝えていくことが、私たちの義務ではないかと考えました。」「ぼくが土崎空しゅうで思っていることは2つあります。一つ目は、罪のない人が亡くなったことです。人々は幸せを求めて暮らしていたのに、この空しゅうで、すべてが水のあわになった気がします。2つ目は、どうして、日本はもっと早く降参しなかったかです。8月6日に広島原爆、8月9日に長崎原爆、もう降参してもおかしくなかったはずなのに、どうしてそこまでねばる必要があるのか、不思議でした。戦争に負けたくないのは分かるけれど、これ以上犠牲者を出して何になるのかと思いました。戦争はもう二度とおきないように、ぼくは願います。」土崎空襲を語り継ぐ 『土崎港(みなと)被爆市民会議』フォロー2021.07.18 00:10飯島小6年生が土崎空襲を学びました2021.07.09 09:21長崎と土崎を結ぶ被爆証言講話会~オンラインで開催します0コメント1000 / 1000投稿
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