夏の空襲展へのご来場に感謝いたします。

 8月1日から、土崎みなと歴史伝承館で開催した「戦争と土崎空襲展」は8月30日をもって終了しました、たいへん多くの皆さんに、ご来場いただきました。親御さんがお子さんたちに展示物について説明したり、また戦争当時のことについてお友達同士で語り合ったりする姿が度々見られました。また、自ら当時の体験や思い出などをスタッフにお話しくださる方々もおられ、主催者としても大変学びの多い催しとなりました。心より感謝申し上げます。

 今回は、特別企画として「広島・長崎 原爆写真展」も行いました。原爆、そして核戦争の恐ろしさを実感していただけたのではないでしょうか?「核兵器禁止条約」が真の意味で実効性を持ち、世界から核戦争の恐怖が一掃されるよう、またそのためにも日本政府が一日でも早く署名・批准を行い唯一の被爆国としての責務を果たすよう心から願うものです。

 12月にも「土崎空襲展」を開催する予定です。新たな企画も準備します。ご来場をお待ちしております。なお、「空襲展」や土崎空襲、あるいは土崎港被爆市民会議の活動などについて、ご質問、ご意見やご要望などございましたら、下記までメールでお寄せ下さい。

 Mail: hibaku.tsu@gmail.com

以下、会場アンケートよりその一部を掲載します。

 「たくさんのぎせい者がでて悲しかった。」(9歳)

 「自分は土崎空襲のことを知りませんでした。ですが、ここにきて知りとてもいい機会だったと思います。空襲のことは多くの人がしって歴史を広めていけるといいと思いました。』(10代)

 「小5、小2の娘と観て歩きました。(土崎)南小生は、みな学習し、だいたいの事を知れます。ですが、日本最後の空襲が、秋田・土崎だったということを知っている人々が少ない。もっと知ってほしい。もっと発信してほしい。」(20代)

 「日本で最後の空襲なのに日本の皆さんにほとんど知られていない。自分ももっと本を読んだりして学びたいと思った。」(50代)

 「他県から嫁いで50年余り。話は聞いたことがありますが、このような悲惨なこととは努々(ゆめゆめ)思いませんでした。すごくすごく心の痛む出来事です。当時の方々の思いははかり知れません。亡くなられた方々のご冥福を祈ります。」(70代)

 「初めて知ったこの企画は大切に思う。多くの人々に来てみてほしいと思った。」(80代)

 



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