7/12土崎南小の講話会「私たちが戦争を止めていきたい」2023.07.20 04:58 去る7月12日(水)、土崎みなと歴史伝承館で秋田市立土崎南小学校の6年生が土崎空襲を学び、戦争と平和について考えました。 当日はあいにくの天候で、6年生の皆さんは学校から強烈な風雨をついて約1.4㎞の道のりを歩いて来ましたが、疲れを見せず講話会に臨んでくれました。 DVD「語り継ぐ土崎空襲」を観たり、また伊藤津紀子さんのお話を聞いたりしながら熱心にメモを取る姿が多く見られました。また、お話の後は、空襲展示ホールの見学に時間を当てました。特に、ホール内の柱、壁、天井は後から作られたものでなく、実際に空襲を受けた日本石油構内の「被爆倉庫」から移設された本物だとの説明を聞いて驚き、ガラスのように溶解した表面の異様さから、爆撃とそれにより発生した火災の激しさを実感していました。 以下に、アンケートから6年生の皆さんが感じたこと、考えたことなどをいくつか紹介します。「戦争はこわい」「もう二度と戦争は起きてほしくない」「私たちが戦争を止めるためにがんばる」、、、。このような率直な思いや願いを次につなげられるようにするのが大人の責務ではないでしょうか。「こんな最悪なことはもうおきてほしくないと思いました。また、ばくだんなどのきけんな物はつくられてほしくないと思いました。二度とせんそうはおきてほしくないです。」 「わたしが感じたことは戦争はいつ起きて、いつ自分や周りの人が亡くなるか分からないことです。戦争が終わって秋田が元どおりになるまで何年かかったかを知りたいです。」 「戦争はとてもひさんだということが分かりました。たくさんの原ばくや空しゅうがあったということが分かりました。始めは他国から戦争を始めたと思っていましたが、日本から戦争を始めたということがいちばん心に残りました。戦争がないせかいがほしいです。くらい戦争がなくなってほしいです。」 「実際のばくだんのはへんをさわらせてもらいましたが、とてもするどくて重かったです。それがものすごい速さで私の体をかんつうしたらと考えたらすごくこわかったです。」 「今私たちが生きているのは、これまでの人々のぎせいがあってだと思いました。実際に今の平和な土崎で空襲があって250人以上が亡くなってしまい、空襲が始まる1日前まで、みんな笑ったりしていたと思うと、私はとても心がいたみました。」 「今日の講話会で、戦争は、私が思っていた以上に残こくなことがわかりました。戦争に負けた国は、死者がたくさん出ます。そして、戦争に勝った国も、勝つためにたくさんの人が死んでしまいます。小さなきっかけで、いろいろ人の夢、家族、物が消えて、おそろしいと思います。」 「土崎くうしゅうは、とても悲しくて、ざんこくなものなんだなと思いました。もし、私がそのときそこにいる1人だとしたらと考えると、せんそうというものはあっては絶対にならないなと思いました。実際にたいけんした方たちのおはなしをきいていたら、必死ににげても、家族がなくなってしまったり、どこかふしょうしてしまったりと、すごいおそろしいなと思いました。私たちがせんそうのおそろしさや、もうぜったいにあってはならないということを伝えたいです。」 「今日、話を聞いてこわかったことは、今日持ったばくだんのはへんが体に当たったらと思ったことです。はへんは先がするどく、とんがっていました。それが体に当たったらまちがいなくけがをしてしまいます。それを多くの人が当たって、大けが、または亡くなってしまったと思うと心が泣きました。これからは、私たちが戦争を止めていきたいと思いました。」土崎空襲を語り継ぐ 『土崎港(みなと)被爆市民会議』フォロー2023.07.20 06:01「空襲・戦災を記録する会」全国大会を秋田で開催2023.07.19 05:167/22「被爆証言講話会」の中止について0コメント1000 / 1000投稿
0コメント