8月14日は土崎空襲犠牲者の鎮魂と不戦の誓いの日

 今年も間もなく8月14日がやってきます。
 終戦の前日、土崎の街が米軍の最新鋭戦略爆撃機B29 134機により激烈な爆撃を受けた日。12,047発の爆弾が投下され、日本石油秋田製油所は壊滅的な被害を受け、住宅地も爆撃を受け多くの民家が破壊されました。日石社員、その家族、一般の市民、そして軍人・軍属など250名以上の命が奪われ、多数の人々が傷を負いました。田んぼには爆弾が不発弾として残り、戦後の耕作再開の大きな障害となったと言います。わずか4時間の爆撃があまりにも多くの人々の人生を、なりわいを奪い苦難の道に追いやったのです。
 今年は戦後78年目。国内外に大きな犠牲を強いたアジア太平洋戦争の惨禍を二度とくり返さないと、日本国憲法で高らかに誓った日本は、今、不戦と平和、国際協調への道を歩んでいるでしょうか?いつか来た道を再び歩んでいるのじゃないか?戦争の準備が着々と進んでいるんじゃないだろうか?そんな危惧が日々強まる昨今です。
 8月14日、セリオンプラザで「土崎空襲犠牲者追悼平和祈念式典」と「21世紀子どもたちから平和のメッセージ発表会」を挙行します。今年は8名の小中学生が発表する予定です。空襲、そして戦争によって理不尽にも命を奪われた人々、遺族の方々の無念や悲しみに思いをはせ、鎮魂と共に、平和な未来へ向けた子どもたちのメッセージを受けとめ、平和への道を一歩進めるという決意を共有する場になればと考えます。
 ぜひ会場へ足をお運びください。また、猛暑の中それが難しい方々もおられると思います。下に掲載したチラシにありますように、秋田ケーブルテレビではその模様を生中継・再放送しますし、ご覧になれない方もし~なアプリでも視聴することができます。
 戦争をしない日本を守るためになにができるか?ともに考えてみませんか。

 

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