土崎南小6年生が土崎空襲を学ぶ2024.07.11 01:42 去る7月5日(金)午前、土崎南小学校の6年生が土崎みなと歴史伝承館を訪れ、土崎空襲について学びました。動画「語り継ぐ土崎空襲」を視聴したのち、事務局長によるプレゼンテーション、および体験者の伊藤津紀子さんの体験証言に熱心に耳を傾けました。 土崎南小学校は戦争当時は市立高等女学校でした。空襲当夜は校舎裏側にある築山が急ごしらえの「救護所」となり、負傷者が多数運び込まれましたが、治療器具や薬など無く、まともな治療を受けられませんでした。患部に「マーキュロ」を塗ってもらうことしかできない悲惨な状態で、大多数の患者が次々と命を落としていったのです。6年生の皆さんにとっては、普段自分たちが遊んで親しんでいる築山が、空襲被害者や家族の血と涙、苦しみ・悲しみの声が「しもって」いる場所であったという事実は、とりわけ衝撃的だったようです。 爆弾の破片や、岩間久平君の学童服などの実物に触れたことも含めて、戦争のリアル、残酷さを実感し、「戦争は二度とあってはならない」「今度は僕たちが語りついでいかなくては」との思いを新たにした講話会となったようです。 アンケートのほんの一部を以下に紹介します。 「本当に戦争は二度と起こらなければいいな、と思いました。」 「伊藤さんのお話を聞いて、あまり本当に戦争があったのか分からなかったけれど、遺品などあったので本当にあったんだなと思いました。」 「動画を見て、一番驚いたことは日本が一番最初に戦争を仕掛けたということです。また破片はごつごつとして、とても重かったです。他にも伊藤さんが話していた戦争のことを語り続けたいです。」 「爆弾の破片をさわったとき、とても重くてびっくりしました。伊藤さんの話を聞いて、私もそうなってたら、、、と考えると、心が痛くなりました。動画を見て、土崎南小学校が私たちの身近で、そこで人々が苦しんでいることを想像すると背筋がぞっとしました。」 「土崎空襲についてもっと詳しく知れてうれしかったです。映像や話を聞くと、空襲の重みを知ることができました。爆弾の破片を持った時、重くて鋭くておそろしいなと思いました。当時の物をそのまま残すという取り組みをしているのがいいなと思いました。今度からは僕たちが語りついでいきたいです。」 「・私たちがふだん遊んでいる築山に負傷者が運ばれたのがびっくりしました。 ・動画を見て、世界中が平和にならないと戦争は終わらないとあって、今まさにロシアとウクライナが戦っているので、戦争は終わっていないんだなと思いました。」 「前から聞いていた、土崎空襲の事について、くわしく知ることができました。赤ちゃんなのに 亡くなってしまったり、私たちと同年代の人が亡くなってしまったりしていて、とても残念だなと思いました。私たちがふだん学習しているところが、負傷者が集まるところだと知りました。これから絶対に戦争が起こらないように、他の人に伝えていくことが大切だと思います。」 「動画を見て、その時の様子がよく分かりました。怖くて、恐ろしい中でいろいろな人が亡くなってしまい、戦争なんかが二度と起こってはいけないことだと強く思いました。またプレゼンや伊藤さんのお話を聞いて、どのようなことがあって、戦争が始まったのかや、その時の様子がとてもよく分かりました。これからの私たちにできることは、土崎空襲の事を次の世代に語っていき、戦争が二度と起こらないようにすることだと思います。」土崎空襲を語り継ぐ 『土崎港(みなと)被爆市民会議』フォロー2024.07.19 07:17聖霊短大2年生が土崎空襲を学ぶ2024.07.06 04:57秋田クラーク高等学院2年生が土崎空襲を学ぶ0コメント1000 / 1000投稿
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