聖霊短大2年生が土崎空襲を学ぶ2024.07.19 07:17 去る7月5日午後、聖霊短期大学の菅野ゼミの2年生7人が土崎みなと歴史伝承館を訪れ土崎空襲について学び、戦争と平和について考えました。 動画「語り継ぐ土崎空襲」の視聴、事務局長によるスライドショーを用いた説明、そして伊藤津紀子さんの空襲体験証言の後、各自から感想などを述べていただきました。 この講話会での体験が、有権者として現代社会の、とりわけ戦争と平和の問題を「自分事」としてとらえ、生き方を考える一助となっていくことを期待します。 以下、アンケートの記述からいくつか紹介します。 「伊藤さん家族や近所の方々の当時の行動や、それによって亡くなってしまった人たちのお話を聞いて、今まで知識として知っていたはずなのに、途端にものすごく身近に感じました。ウクライナとロシアの戦争のように。今この瞬間は平和でも、いつまた同じような戦争が起こるか分からないので、常に戦わないという意志を示して、私たちの望む世界であるように、望んでいる私たちが努力し続けなければいけないと思いました。戦争に反対する姿勢であり続けようと思います。」 「日本が満州事変を起こしたことがきっかけで、結果的に日本の人々が命を落とすことになったという歴史があったことから、本当にこれ以上戦争が起こらないように、私たちが当事者意識をもって、戦争や平和について考えつづけていくべきだと感じました。また、映像を見て、遺体の一部が確実にその人の手・足ではなくても、その人の遺体として扱っていたということから、その当時の緊迫した様子や戦時中の人々の冷淡さを感じました。日本で最後の空襲があったという事実を日本中の人々が認知しているべきだと思いました。」 「土崎空襲は日本で最後に空襲が起きた場所や、ねらわれたのが石油製油所fであるというこの2つの事は知っていました。しかし、空襲が起こってしまった背景など詳しい内容を知ることができ、秋田の歴史についてもっと知りたいと思いました。戦争によって普通に暮らしていた日常を一瞬にして奪われてしまうという恐ろしさを改めて実感しました。今もたくさんの国や地域で戦争や紛争が起こっているので、これ以上戦争が起きないために、できることをやっていきたいです。」 「今日初めて土崎空襲の話を聞きました。戦争は長崎や広島で起きたという印象が強くて、秋田にもこんな悲しい出来事があったと今まで思ってもいなかったので、とても驚きました。そして、こんなにも大事なことなのに今まで何も知らなくて恥ずかしくなりました。戦争を体験している方も実際にいて、8月14日の出来事を鮮明に覚えて話されていて、どんな光景を目にしたのだろうと想像しただけで怖くなりました。今日の講話を聞いて、土崎空襲のことを絶対に忘れず、どうやったら多くの人に知ってもらえるか考えたいと思いました。」土崎空襲を語り継ぐ 『土崎港(みなと)被爆市民会議』フォロー2024.07.25 08:15土崎小6年生が土崎空襲を学ぶ2024.07.11 01:42土崎南小6年生が土崎空襲を学ぶ0コメント1000 / 1000投稿
0コメント