去る10月30日(土)、由利本荘市地域学級「サンフラワー」の皆さん、14名が土崎みなと歴史伝承館を訪れました。秋田市内の赤レンガ郷土館や、秋田県立博物館などを巡る研修の一環で立ち寄られたとのことです。
皆さんには、土崎空襲の悲劇を描いた秋田ケーブルテレビ制作のドキュメンタリー番組「語り継ぐ土崎空襲~終戦前夜の悲劇~」をご覧いただきました。自分自身の記憶や体験と照らし合わせたり、被災者の苦難に思いを馳せたりしながら映像をご覧になっていたのでしょうか。空襲当夜の体験を生々しく語る証言者の言葉に、一つ一つうなずきながら耳を傾けておられる姿が見受けられました。
DVD視聴後に、空襲体験者の伊藤津紀子さんが自身の体験を含め思いを語りました。短い時間でしたが、「戦争は二度とあってはならない」との思いを共有できたのではないでしょうか?
アンケートから
「平和な世界であり続けるように努力しなければと強く思いました。」〔60代)
「爆弾の大きさにびっくりしました。小さい頃土崎で起きたひびきで、大内でも玄関の戸のガラスががたがたとゆれたのを覚えています。」(80代)
「世界で行われている紛争を考えると、戦争はほんとうにあってはならないと改めて感じました。市民会議の活動が続いて下さることを祈ります。」〔70代)
「前に伊藤さんが本荘に来られ、話を伺ったことがありました。あの時も戦争は恐ろしい事だと思いましたが、時間がたつと記憶がうすれてしまいます。今ビデオを見て、こういうような資料館は必要で活動も大事です。平和を長く続けるように、自分達も頑張ろうと思いました。ありがとうございました。」〔60代)
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