秋田吹奏楽団による『交響組曲「秋田」より、はまなすの章』が12月8日(水)に放映されます。

 12月8日は、「開戦の日」。80年前、日本軍が真珠湾を奇襲攻撃するとともに、マレー半島に上陸し、日本がアメリカとイギリスに宣戦を布告した日。つまり太平洋戦争が始まった日です。

 CNA秋田ケーブルテレビでは、12月8日(水)戦争と平和を考える企画として、土崎空襲と戦争に関連する番組を特集放送します。

 とりわけ注目すべきは、10:00から放映される

『交響組曲「秋田」より、はまなすの章「はまなすの詩~1945.8.14土崎空襲の記憶~』です。

 天野正道氏の作曲によるもので、秋田吹奏楽団が2018年4月、秋田市文化会館で演奏したときの録画です。土崎港ばやしのメンバー及び空襲体験者伊藤津紀子さんとが共演した感動的な演奏です。ぜひご覧ください。


 さらに、以下の番組が放送されます。

 午後2時から~秋田の戦争遺跡研究の第一人者・秋田大学の外池智教授による講演会と、CNAが通称 被爆倉庫の解体と移設を追った番組「戦争の爪痕」を収めた「土崎空襲の戦争遺跡・日石倉庫 講演会と上映会」

 夜7時から「別れの乳房 ~97歳 赤十字従軍看護婦の証言~」。日本赤十字社の従軍看護婦として実際に戦地へ行った女性2人の証言を中心に、子どもとの別れや戦地の状況など生々しい体験を伝える。

 夜8時からは秋田大学・秋田県立大学名誉教授の佐々木久春氏による講演会「語り継ぐ戦争と平和」と、戦時中の国策紙芝居「空白の遺書」の朗読会

 そしてラストは夜9時30分から、2度にわたるアメリカ取材取材を行った『「アップル」は届かず ~日本最後の空襲はなぜ決行されたか?~』を放送。

 いずれも放送はCNA総合(101ch)です。

 ご視聴になり、土崎空襲と戦争、そして平和の尊さについて改めて考えてみる機会としてみませんか。

※この記事は、2021年12月7日付けの秋田魁新報第22面、「CNAいちおし情報」の欄の記載に基づいています。

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