明日、12月8日は「開戦記念日」。日本が、国民、そしてアジアの人々を惨禍と悲劇のどん底に巻き込んだ太平洋戦争を始めた日です。日本では約310万人、アジアでは2,000万人もの命を奪い、人々の生活を破壊し、希望を根こそぎ奪った戦争の始まりでした。
二度と同じ悲劇を繰り返してはならないとの想いで、市民会議では12月1日より土崎みなと歴史伝承館で「戦争と土崎空襲展」を開催しています。
12月11日(日)には、特別企画を実施します。会場は、同館階段教室。入場無料で、先着50名様まで。13:30~から開始します。
① この度公開された米軍の新資料によると、「秋田と土崎の中心市街地に対する焼夷弾攻撃の計画」があり、終戦が延びれば市街地が焼き尽くされていたかもしれないということが分かりました。その資料について説明します。
② 「叙事詩」(著:佐々木久春氏)から、土崎空襲の体験者の証言を朗読します。3人のボランティアが分読します。今回は、高校生が1名参加してくれます。
③ 2名の戦争体験者が、自身の過酷な経験を語ってくれます。1名は保坂ミヤさん。当時日石の社宅にお住まいでした。これまで社宅の被害についてはあまり語られることがありませんでした。貴重なお話になります。もう1名は佐々木良三さん(「新・はまなすはみた」作画)。終戦を満州で迎え、想像を絶するような逃避行を強いられました。その苦難の日々を語ってくれます。
あらためて戦争のむごさ、平和の大切さをかみしめる場となることと思います。どうぞお誘い合わせの上、お越しください。
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