空襲展開催中。高校生世代の活躍に、乞うご期待!

 12月3日(日)から、土崎みなと歴史伝承館において「戦争と土崎空襲展」を開催しています。
 今回の空襲展では、公立美術大学付属高等学院の3年生10名が「平和」をテーマとして制作したポスター作品を展示します。彼らは、土崎空襲を題材として取り上げ、事前の自己学習・調査を踏まえて空襲講話会および話し合いに臨み、その後も自主的に伊藤会長宅を訪問し戦争遺品を再度検めるなどして、テーマを深め6月の県美術展に出品しました。その結果、1名が最高賞にあたる特賞、他にも奨励賞、入選など合わせて9作品が入賞という素晴らしい成績を収めました。県展の会場や新聞紙上でご覧になられた方々も多いかと思われます。その作品を空襲展の期間中、再度公開展示します。また、通常展示でも、新しいパネルや手記などの貴重な寄贈品を展示しています。
 12月10日(日)には特別企画として、土崎空襲と戦争、そして平和についてどう考え、作品とその制作過程にどんな思いを込めたか、などについてそれぞれが語るギャラリートークを行います。続けて、「証言 土崎空襲」から体験者の証言朗読会を行います。今回は、市内の3人の高校生がボランティアで朗読を行います。題材はまさに「十六歳、女学生の空襲体験」。同世代の少女たちが空襲下をどう生き延びたか?またそこで目にしたものは?など、なまなましい体験証言をどのように表現してくれるか。

 今回の特別企画では、まさに高校生が主体となって、それぞれが戦争と平和の問題にどう向き合っているかを発信します。ぜひご覧いただきたいと思います。

 

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