昨年12月11日(水)、大仙市立角間川小学校の6年生が土崎みなと歴史伝承館を訪れ土崎空襲について学びました。DVD「語り継ぐ土崎空襲」の視聴、基礎知識に関するプレゼンテーションに続き、伊藤津紀子さんが自身の空襲体験を中心にお話をしました。
その後、6年生の皆さんから、戦争中の食べ物などについての質問が出されました。さらに、「戦争は悲しい」との感想や、戦争にならないために「今日伝えてもらったこと、戦争の恐ろしさを、今度は私たちが次の世代に伝えていきたい」と考えを述べてくれました。その後、開催していた空襲展や伝承館の空襲展示ホールの展示を見学しました。
アンケートより
「戦争の大変さを知ることができました。」
「改めて戦争は絶対にやってはいけないことだと思いました。」
「ご飯が減ってとても大変だったことが分かりました。平和のためにできることをしたいと思いました。」
「戦争は絶対にあってはならないことだと思いました。自分たちが次の世代に語りついで、戦争のことを伝えていきたいと思いました。すごくおそろしくて、悲しくてこわいことでした。もしまた起きてしまったら・・・と考えると苦しいし怖いし絶対いやです!平和が一番だと思います‼」
今回の講話会は、担任の先生自身がかつて土崎空襲について学んだことがあり、子どもたちにも社会科の授業の一環で、講話や展示の見学などで実物に触れる実際の体験を通して、よりリアルに戦争と平和について考えさせたいとの思いで実現したものでした。引率された教頭先生も「できれば今後もこの体験活動を続けたい」とお話されていました。先生方と協力しながら子どもたちに土崎空襲と戦争の事実や体験を継承していきたいと思います。
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