合川中の2年生が土崎空襲を学びました

 去る5月21日(水)、北秋田市立合川中学校の2年生の皆さん15名が宿泊研修の一環で、土崎みなと歴史伝承館を訪れ、土崎空襲講話会に臨みました。
 研修の1日目で朝早く学校を出発しての最初の訪問地でしたが、疲れを見せずに真剣に動画の視聴や、伊藤津紀子さんの体験を中心としたお話に耳を傾けました。空襲展示ホールでの見学では、「被爆倉庫」の壁や柱、不発弾処理された爆弾の残骸などに目をみはりながら、伊藤会長や津紀子さんの解説を聞く姿が印象的でした。
 土崎空襲と戦争の残酷さを知り、平和な今に感謝したい、二度と戦争を起こしてはいけない、風化させてはいけない、自分たちが語りついでいきたい、などと思いを新たにした学びになりました。


 アンケートから
 「まず土崎に空襲があったことや、それが最後なのも初めて知った。そして動画や伊藤さんの話を聞いて、戦争の悲惨さやむごさが伝わって来た。それがあと半日早ければなかったと思うと悲しくなった。絶対風化させていけないと思った。」
 「戦争は一瞬にして世界を変える。もう二度とあってはいけない。日本だけではなく、世界のどこでも。」
 「戦争がどれほど残酷だったのかが分かる動画や話でした。私たちは戦争を体験したことがないので、その残酷さを忘れてしまいますが、この機会を通して改めて平和な今はありがたいということ、戦争ではたくさんの人々が苦しんだということを忘れないでいたい。」
 「戦争はやっぱりやってはいけないということを感じました。私たちにできることは、今日知ったことを分からない人に伝えなきゃいけないと思いました。」
 「空襲は二度と起こってはいけないと強く思った。あと10時間終戦が早かったら犠牲になる人はいなかったのにと思った。」
 「戦争中や戦争後は、食料や生活がとても厳しいと思った。戦争は多くの死者や負傷者が出ているから、これからは二度と起こってはいけないと思った。」

0コメント

  • 1000 / 1000