空襲展閉じる~世代を超えて多数の来場者2025.09.02 11:51 8月31日、1か月間に及ぶ「戦争と土崎空襲展」が幕を閉じました。市民会議の結成50年を振り返る新パネルや、再調査により更新された空襲犠牲者名簿とパネルの展示(8月15日より)に加え、新婦人の会秋田支部の協力による広島市立基町高校生の描いた「原爆の絵展」も行いました。戦後80年という大きな節目でもあり、例年にも増して多数の皆さんが、来場され熱心に展示をご覧になっていました。とりわけ、今回は親子連れや、若者たちの姿が多く見られました。 感想文も多く寄せられました。その一部を年代順に掲載しましたのでご覧ください。 「こわいからもうこんなことがない、平和な日本にすみたいです。」(9才) 「くうしゅうでたくさんの人の命がうばわれてしまったので、くうしゅうはもう二度と起きないことを願います。」(11才) 「6年生の時に、太平洋戦争のことや原爆のこと、終戦のことについて習いました。主にヒロシマと長崎が被災していることは知識で分かっていましたが、土崎も空襲にあい、大切な命や製油所がなくなったということは知りませんでした。今年中一で、読書感想文で戦争のことについて書き、ざんこくさやもう二度としてはいけないということを書いていこうと思いました。」(10才代) 「新潟県から夫のふるさと(あきた)へ来てお邪魔しました。秋田県の1945年を知りたいと思い、夫にお願いして2人で来ました。長岡(新潟県)でも空襲がありましたが、日本最後の空襲という点は、初めて聞いた言葉でひどく心が痛みます。このような場所を、どうかずっと存続させ続けてください。本当にたくさんのことを、若人が学ぶ必要がある今、ここがあることに感謝します。」(24才) 「もし今、戦争のような理不尽な苦しみを私たちが味わうようなことになったら堪りません。知らないことを知ろうとする、その情景や気持ちを考え、想像し、自分ができることから行動にすることが大切だと思いました。教科書に載らない戦争も、記録に残らない記憶も語り継ぎ守らなければならないと、心に刻みます。」(30才代) 「子どもたちと来ました。知っていたつもりで、その悲惨さを良く分かっていなかったんだと痛感しました。たくさんの資料(本)や遺品の保管は大変だと思いますが、これからも戦争の記憶を受け継いでいってください。ありがとうございました。」(40才代) 「私は由利本荘市出身です。子どもの頃、学校で土崎空襲のことは学ばなかったと思います。大人になって、ここにきて初めて知りました。来て、知る事ができて良かったと思っています。以来、子どもを連れて毎年来ています。」(40才代) 「子どもたちは秋田市中心部の小学校出身ですが、やはり学校で学んでいないそうです。もっと多くの人が知る必要があると思います。貴重な内容を分かりやすくまとめてくださり、ありがとうございます。生前の父から話を聞いたことがあるが、これ程とは知らなかった。50代になり改めて知る機会ができ、ありがたい気持ちです。」(50才代) 「次世代に語り伝え、戦争の悲惨さやむごさ、当時の方々の苦しみやつらさを少しでも多くの人が知って後世に残していってほしい真実と思います。今回は来て知れて良かったです。」(60才代) 「展示内容の豊富さ、すごいですね。小学生、中学生、社会科の授業で参考資料になるなと思いました。当時の写真、当時着用していた兵士のヘルメットやゲートル等、見せたいなと思いました。」(70才代) 「この空襲があったことを教科書からなかったことにされようとしている現実、もっともっとこの活動が必要と思う。」(80才代)土崎空襲を語り継ぐ 『土崎港(みなと)被爆市民会議』フォロー2025.09.05 05:26恒久の不戦平和を誓う~8/14平和祈念式典とメッセージ発表会2025.08.27 12:59飯島小6年生が戦争と平和について考えました0コメント1000 / 1000投稿
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