おもと高齢者大学の皆さんとの講話会

 10月16日(木)、秋田市のおもと高齢者大学の皆さんが土崎みなと歴史伝承館を訪れ、土崎空襲講話会に臨みました。59名の参加で2回に分けての実施でした。たまたま伝承館を訪れた方2人も加わり、動画「語り継ぐ土崎空襲」を視聴し、伊藤津紀子さんの体験講話に耳を傾けました。

 実際に戦争を体験されたり、空襲を遠方から目撃したりした方々もいて、その体験をお話ししてくれたりアンケートに書き留めてくれたりしました。講話会に参加されたどの方たちの思いも、やはり、戦争は二度とごめんだ!平和な世の中を!です。


以下に、アンケートに寄せられた感想文を掲載します。ご覧ください。

  「二度と戦争はしてはならないと伝えたい。」

  「土崎空襲は言葉としてより認識していなかったことを、今日わかりました。大変なことだったと認識しました。」

 「学童疎開をして二ツ井におり、近所のお寺が真っ赤に見えてすごく印象に残っています。土崎のことは主人が駅前だったから助かったのだとわかりました。」

 「私は小学校2年か3年でしたので母の実家である協和町の大盛小学校に転校しました。児童みんな疎開しました。14日の土崎空襲の時は土崎からの炎が真っ赤っか。」

 「罪のない人達が、沢山の人達が亡くなる事は悲しい事です。戦争はやってはいけない事。何で今も戦争をやるのか、もっと人間ということを考えて欲しい!」

 「初めて生の声を聞くことができ、大変なことがあったことを感じました。今後このような会があれば参加したりしてみたい。」

 「体験談を実際に聞くことができ、戦争の恐ろしさ悲惨さを感じることができました。当時実家の西目から空が赤く見えたと父親が話していたことを思い出しました。平和な世界、世の中を心から祈っています。」

 「50年近く秋田市に住んでここへ来たのは初めてで、とても勉強になりました。私も戦争で父を亡くしました。5人の子どもを育てた母の苦労を見てきました。絶対に戦争は駄目です。」

 「今日は貴重なお話ありがとうございます。今まで新聞や公報などの情報でしたが本日生の体験や映像を見ることによって実感することができました。多くの方がこの伝承館を知り、語り部の話を知り、戦争の恐ろしさを知ることが必要と再認識しました。戦争の恐ろしさをつくづく思い平和を願います。」

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